Ki-Re-i25th Anniversary みなさんの「はじまり」をこれからも。
Ki-Re-i25周年スペシャルインタビュー 前編 「Ki-Re-i」は、こうして“ブランド”になった。立ち上げ時から携わるAさんと振り返る、25年前の誕生秘話

25年前、「これまでにない証明写真機」を目指す中で生まれた「Ki-Re-i」。でも、最初からブランドをつくろうとして考えられた名前ではなかったといいます。
ブランド名はどうやって生まれた? 花のマークに込めた思いとは?
立ち上げ時のコンセプト設計に関わり、現在もUI設計を通じてKi-Re-iに携わるデザイナーAさんに、Ki-Re-i店長が誕生当時の話を聞きました。

最初から「ブランド」をつくろうとして
いたわけではない

Ki-Re-i店長

AさんはKi-Re-iが誕生した当時から携わっていますが、最初はどんなところからスタートしたのでしょうか?

Aさん

最初に担当したのは、「新しい証明写真機の筐体(外観)をデザインする」というものでした。当時の新機種は、複数の照明を使ったスタジオライティングやデジタル技術によって、それまでの「少し怖く写る」「人相が悪く見える」といった証明写真のイメージを変えようとしていました。

Ki-Re-i店長

若い人たちの間でも「自分が写真にどう写るか」への意識が高まっていた時代でしたね。

Aさん

だからこそ、そうした意識を先取りして、性能だけでなく見た目もそれまでの無骨で役所的な証明写真機とは違うものにしたかったんです。最初からブランドを意識していたわけではありませんが、「これまでにないものをつくろう」という姿勢は、すでにKi-Re-iの原点にあったのかもしれません。

筐体の写真
Ki-Re-iブランド誕生初期の外観デザイン

「証明写真」と書かない証明写真機を
つくりたい

Ki-Re-i店長

そこから、どのように「Ki-Re-i」というブランド名が生まれたのでしょう?

Aさん

これまでにない証明写真機をつくるために、写真スタジオのような上質さ、ヘアケアブランドのようなスタイリッシュさ、フェミニンなかわいらしさなど、いくつかの方向性を検討しました。「Ki-Re-i」は、これらの方向性に共通するコンセプトワードとして考えた言葉でした。当初からブランド名にするつもりだったわけではありませんが、さまざまな検討を重ねる中で、次第に「Ki-Re-i」をブランド名として使っていこうという流れになっていきました。

Ki-Re-i店長

当時の証明写真機といえば、屋根看板に大きく「証明写真」と書くのがあたりまえでした。そこに固有のブランド名を掲げるのは、かなり思い切った決断でしたね。

Aさん

個人的に、形を見れば証明写真機だとわかるのに、わざわざ「証明写真」と書くのは少し野暮ったいと感じていたので、最終的に「Ki-Re-i」というブランド名でいくことになったときは、とてもワクワクしたのを覚えています。

花のマークには、“かわいい”と“写真”の
両方が入っていた

Ki-Re-i店長

長くKi-Re-iを象徴してきた花のマークには、どんな思いが込められていたのでしょう?

Aさん

10〜20代の女性にどう響かせるかを考えるために、女子高生向けの雑誌を見たり、ヘアサロンやヘアケアブランドの表現を研究したりしました。そこでよく目にしたのが花や植物のモチーフです。「かわいい」「きれい」という印象に直結しやすいうえ、花の形ってカメラの絞りにも見えますし、「パシャッ」と光るストロボも連想できるんですよね。そこが面白いと思って、花をKi-Re-iのシンボルにしました。

Ki-Re-i店長

かわいらしさと写真らしさの両方をひとつのモチーフに込めた、というわけですね。

ロゴ画像
Ki-Re-iのブランドロゴ

ブランド名がついて、
「選ばれる証明写真機」になった

Ki-Re-i店長

「Ki-Re-i」というブランド名がついたことで、証明写真機の選ばれ方にも変化はあったのでしょうか?

Aさん

当時、一般の利用者にとっては、街なかで見かける証明写真機はどれも同じようなものであり、ブランドを意識して選ぶことはほとんどありませんでした。そこに固有のブランド名がついたことは大きかったですね。もちろん、ブランド名だけで広がったわけではありません。スタジオライティングやデジタル処理によって実際にきれいに撮れるという確かな性能があり、そこに「Ki-Re-i」というブランド名とビジュアルが結びついた。その結果、「証明写真を撮る」だけではなく、「Ki-Re-iで撮る」という選び方が生まれていったんだと思います。

Ki-Re-i店長

設置から数年すると、就職活動関連のWebサイトや掲示板などでブランド名が挙がっているという話も聞くようになりましたね。

Aさん

そうなんです。実際、街を歩いていると、花のマークがついた筐体を見かけることが少しずつ増えている印象もあり、ブランド名を持つことの強さを実感しました。

© DNP Photo Imaging Japan Co., Ltd.